片山東熊が設計した
本格的な西洋造の
帝国奈良博物館(M27)は、
古都奈良にふさわしくないと
建築当初は不評であった。
その後長野宇平治が
日本城郭天守閣に見られる
入母屋屋根に千鳥破風を設けた
和風近代公共建築として
奈良県庁(M28)を設計し
評判となり、
この長野の第一作(29才時)は
出世作となった。
関野貞が設計した
奈良県物産陳列所(M35)は、
この和風意匠の応用発展と言えよう。
現在では現存する
奈良国立博物館と
附属施設(旧陳列所)
共に重文指定を受けている。
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